ホーム FP・ライフプラン 教育資金への備え―中学卒業時に500万円目標

教育資金への備え―中学卒業時に500万円目標

2009/02/02

 受験シーズン本番。受験生を抱える親はもちろん、これからという人も、気になるのが教育資金だ。手元資金では足りずに借りる場合、あるいはこれからためる場合、どんな点に気を付ければよいか。大学進学時に必要な資金について、ファイナンシャルプランナー(FP)など専門家の話をもとにまとめた。
 「手元資金で学費を賄えない場合、教育ローンを利用する前に、まずは奨学金を検討しては」。こう話すのはオールアバウトの教育資金ガイドを務めるFPの豊田真弓さん。奨学金と教育ローンで大きく異なるのは、お金を借りて返済するのが奨学金は原則として学生本人、教育ローンは基本的には親という点だ。奨学金なら、親の老後資金に影響を及ぼさずに済む。
¥  ¥
 奨学金は日本学生支援機構が国の予算などをもとに提供しているほか、各大学が独自に設けている。年収や成績などの制限があるのが通例だ。
 日本学生支援機構の奨学金は高校在学時から予約が可能で、初回の払込時期は早くて五月。入学後に各大学の窓口で申し込んだ場合は一般に七月になるので、注意が必要だ。その点、民間の教育ローンなら、申し込みから一週間程度あれば融資が実行されるものが多く、機動性が高い。
 奨学金は借り過ぎにも注意する必要がある。日本学生支援機構の奨学金には無利子(第一種)と有利子(第二種)がある。有利子は申し込み資格に問題がなければ、月三万円から十二万円まで金額を選べる。月十二万円を有利子で四十八カ月借りた場合、卒業後に返す金額は約六百七十一万円。
月々の返済額は約二万八千円で、返済期間は二十年になる。新社会人が背負うにはかなり重い負担だ。
 豊田さんは「いくらまでなら、子どもが過度な負担なく奨学金を借りられるか、親が老後資金に影響を及ぼさずにローンを組めるか、親子で話し合うべきだ」と助言する。

( 2009.01.24 日経プラスワン)

人生の3大資金といわれる
住宅資金、教育資金、老後資金
この中で住宅、教育は同時期に発生する可能性が高い。
今回は教育資金の参考に!