ホーム 住宅ローン情報 ボーナス大幅カット、どうする住宅ローン!!

ボーナス大幅カット、どうする住宅ローン!!

2009/05/07

 「返済が厳しいという相談がこれから増えるだろう」。大手銀行の住宅ローン担当者は懸念する。〇九年の春闘で製造業を中心にボーナスの大幅カットや賃上げの凍結が相次ぐなど、不況下で収入環境が急変しているからだ。
まず相談が大切
 特に気になるのは夏のボーナス月の返済。毎月返済とボーナス返済の併用(ボーナス月の返済額を増額する方法)は「現在も約三割の人が利用している」(大手行)。普通ならば貯蓄を取り崩して返済に充てたり、不要不急の出費を削ったりして乗り切るだろうが、経済環境の余りの急変で備えができておらず、返済に支障を来す恐れがある。
 そこで選択肢として浮上するのが、ローンの返済条件を金融機関と交渉して変更する方法だ。ファイナンシャルプランナー(FP)の紀平正幸氏は「金融機関に相談すること自体をためらう人が多いが、条件変更はビジネスの一種と考えて話し合うべきだ」と助言する。ただし、要望が通るかどうかは、借り手の返済能力などケース・バイ・ケースで決まるのが原則だ。
 条件変更には主に三つのパターンがある。
 一般に最初に検討するのはボーナス返済の見直し。ボーナス返済額を減額またはゼロにして、その分を毎月の返済額に上乗せするやり方だ。毎月返済の増額が苦しい場合は、毎月の返済額を一定期間減らす方法がある。最後に返済額を恒常的に減らす方法として、返済期間の延長がある。
 以上は返済条件の変更を制度化し、利用条件などを公表している住宅金融支援機構の例だが、民間金融機関もこの三パターンを念頭に置くようだ。ただ、条件変更を制度化したり公募したりするのはまれで、借り手が相談に来て初めて個別に検討するというのが通例だ。審査も必要になる。手数料は変更内容にもよるが、一回五千二百五十円とする銀行もある。
 いずれのパターンにも注意点がある。まずボーナス返済の見直しは、どの金融機関でも認めてもらいやすいが、年間の総返済額はほぼ変わらない。あるネット銀行の担当者は「今年は賃金が全般に抑制されており、家計の苦しい人にはあまり意味がないのではないか」と指摘する。
 毎月返済額の一定期間減額は、期間終了後に返済額が一挙に増える恐れがある。子供の卒業で教育費が不要になるなど、収支改善のメドが立っていないと資金繰りに行き詰まりかねない。
 さらに「延滞に相当」とみなされる恐れもある。「一時的とはいえ、貸し出し条件の緩和になるので認めるのは難しい」という銀行もある。仮に認められても、借り入れ時に適用された優遇金利を外される可能性がある。一方で「貸し出し条件の緩和には該当せず、認めやすい」と正反対の対応をする銀行もある。借入先への確認が重要だ。

最近はボーナス併用は少なく、併用しても額を抑えてる方が
ほとんどですが、心配な方は参考に。
上記のような場合には、フラット35のような公的融資に近い
借入先が有利です。
フラット35は返済条件の変更を記載してますが、民間はほとんどが
記載してないと思います。
明日も続編です。